top of page

M&A用語:デュー・デリジェンス(DD)

更新日:2023年5月30日

デュー・デリジェンス(DD)とは?


Due Diligence。DDと省略されることが多いです。

事前に開示された資料や交渉を元に売手と買手が基本合意した後、買手が買収対象企業に対して実施する詳細調査です。

多くは公認会計士や弁護士などの専門家チームを編成して行います。


調査内容は広範囲にわたり、会計、法務DDでは、主に過去および現在のリスクを精査し、ビジネスDDでは、対象企業の経営課題やリスクを洗い出す一方で、企業の将来におけるビジネスチャンスの可能性を見出す意味合いも有します。

この他、製造業で工場を所有している企業に対しては、環境DDが、ITシステムの構築・統合に関するITDDなど、対象の業種にあわせて必要な監査が適宜行われます。

閲覧数:3回0件のコメント

最新記事

すべて表示

M&A用語:ティン・パラシュート

ティン・パラシュートとは? ティン・パラシュートとは、買収防衛策のひとつです。 買収後に従業員が解雇されることを想定し、通常より多額の退職金や一時金を出す規定を、雇用契約または労働協約で定めておくことで、買収コストの引き上げによる買収意欲低下を狙うものになります。

M&A用語:シャーク・リペラント

シャーク・リペラントとは? シャーク・リペラントとは、買収防衛策のひとつになります。 サメよけ戦略です。敵対的買収の防衛策のひとつになります。 買収候補先とならないように、予め各種買収防衛策を定款規定に含めておくことです。...

M&A用語:スーイサイド・ピル

スーイサイド・ピルとは? スーイサイド・ピルとは、敵対的買収防衛策のひとつです。 敵対的な立場をとる買収者が株式(議決権)の一定割合を取得した時点で、被買収側の企業が自社の財務状態が著しく悪化する契約等を執行することにより、買収者側の意欲をそぎM&A阻止をはかることをいいます。

Comments


bottom of page